エリック・ザ・バイキングと関根勤(消失サイトのサルベージ)

ぼくんちのバックステージ


丸々転載したのが原因か、Youtubeの削除対象動画のお話をしたのが原因か、Googleさんから警告もらっちゃいました><
ひっそり別ページにして公開です><

 

久々に関根勤がエリック・ザ・バイキングに出演したビデオを観ようと思ったら、YouTubeのそれらしき動画は全部削除されていてガックシ。  →(5時間後追記:なんとか発見できた。 http://www.youtube.com/watch?v=nlq--x3cCYY )

おまけにinfoseekで公開されていた
『エリック・ザ・バイキング』関根勤セリフ全集
もinfoseek終了とともに消失していてダブルガックシ。

大好きなページだったので、アーカイブを辿って原文を転載する事にしました。
サルベージ元URLは
http://lespanda.hp.infoseek.co.jp/eric.html
http://lespanda.hp.infoseek.co.jp/index8.html


上記サイト管理者様へ

サイトを復活された際は http://web.tvbok.com/memo/b_movie/eric.html のコメント欄などからご一報下さい。リンク形式に戻します。


以下転載文

エリック・ザ・バイキング』関根勤セリフ全集

シーン1 スレイブ・マスター(関根勤)登場
 鞭を振るいながら、船をこぐ奴隷達の間を彼特有の演技で歩く。

 

「こげよ、こげよ。こげっていうことはこぐんだよ!」
 (Row! Row!)

  

「なんだよ、こげよおまえ。おまえ奥目じゃねぇかよ。」
 (You. Incomprehensible,horizontal-eyed. Western trouser-wearers.)

 

「おんなじような顔しやがって。てめえらおんなじ顔なんだよ!。」
 (Eurgh! You all look the same tome.)

  

「なんだてめえは!なんでこんなとこに毛が生えてんだよ。こんなとこに毛生やして。」
 (How I abominate your milk drinking and your lack of ancestor worship.)

  

「てめえら早くこげ!早くこげってんだよ、バカヤロー!」
 (And your failure to eat your lunch out of little boxes.)

  

スレイブ・マスターを見て、「どこから来たんだ?」と不思議がる奴隷に対し、

 「私語を慎め。うるさいんだよ。うるさいということはうるさいんだよ!」
 (Silence!) ←これだけかい

  

「でけぇ顔しやがって。でけぇずうたいして書く字はなミミズがはったような、こんなこんな(文字を書く動き)。字というのはな、メリハリが大事なんだバカモノ!字というのはな、強く、美しく、止めて、流して、メリハリが大切なんだバカモノ!」(ここがメチャメチャおもしろい!
(Unceremonious rice pudding eater. How I despise your lack of subtlety and your joined up writing. You who have never committed refusal suicide in your life.) ←refusalって単語はちょっと怪しい。違う単語かも。

  

シーン2 スレイブ・マスターの最期

 エリック達が奴隷船に乗り込んできて大暴れ。すきを見て奴隷達がいっせいにスレイブ・マスターに襲いかかる。

  

「何騒いでんだよ。てめえ達は人間じゃねぇんだ、ばかやろー・・・」 ←奴隷達に引きずり倒される
 (Hey,what's going on? Your big breasted woman give me no pleasure with her warmed-up fish and...Urgh!) ←こんなに喋ってないよ

  

「アイムソーリー」 ←いっせいに奴隷達に襲われる。なぜか英語
 (I am sorry.)

  

 

これらのセリフを彼にしかできない演技で喋っているのだ。この映画のすべてはこのシーンに集約されていると言っても過言ではない。

転載元
http://lespanda.hp.infoseek.co.jp/eric.html




上記ページは実はオマケ的なもの。
本文(著者の映画レビュー)は以下


以下転載文

『エリック・ザ・バイキング』サブタイトル「バルハラへの航海」。あの『モンティ・パイソン』のテリー・ジョーンズ監督の冒険映画。って冒険映画って言う説明は正しいか?まあいいや。主演はティム・ロビンス。

内容はバイキングのエリックが神に会うために冒険に出るというもの。余談だが、バイキングって言うのは海賊のことではなく北欧の民族のことだ。確かに海賊行為もしていたが。まあ、そんなことは置いておき、最も注目すべきはスレイブ・マスター(奴隷の監督官)役でなぜか出演している関根勤である。本当になぜ出ているのかわからないし、突然日本人が出てくるのは物語的にもすごく不自然なのだが気にしないことだ。

あの、独特の演技としゃべりで大活躍(といっても2シーンだけ)している。屈強な奴隷達に色白でひょろっとしたおかっぱ頭の関根勤が鞭を振るっているのだが、もちろんセリフは英語ではなく日本語で、スタッフに日本語が分からないのをいいことに「おまえ奥目じゃねぇか」、「なんでこんなとこに毛が生えてんだよ」などと好き勝手なことを喋っている。大爆笑だ。

彼のセリフに対して英語の字幕が出るのだが、セリフと字幕の内容はあまり関係ない。彼のセリフとその字幕をすべて抜き出してみた。ここをクリック。

  ちょい役の関根勤にすべての注目が行ってしまうほど彼のキャラクターは強烈であり、同時に映画そのものの内容は貧弱である。構想はいいのだが、ストーリーや映像の練りが足りないという印象をうけた。ビデオのパッケージに載っていた関根勤による解説は「この作品は、イギリスのインテリジェンスグループ、「モンティパイソン」の1角、テリー・ジョーンズ氏が彼の息子の為に書いた物語を自ら監督したものである。ズバリ言おう!凄い作品だ。どこが凄いか文面では表せられない。ゆえに凄い。なんだか凄い。スゴイ!凄いという意味を改めて考え直すいい機会かもしれない。」となっている。俺に言わせりゃ、あんたの方が凄い!

  でもあの関根勤は絶対に見ておくべきだ。古い映画だからなかなかビデオが置いてないが、10件くらい探せばどこかにあるだろう。それくらいの苦労をする価値があるぞ!

転載元
http://lespanda.hp.infoseek.co.jp/index8.html

 


ちなみに私のエリック・ザ・バイキングの思い出話を書いたページはこちら
似たような感想です。関根勤の出演シーン以外は退屈そのもの(笑)