1週間ほど前から、携帯サイト(MT4i)のCGIに異様に負荷がかかるようになってきた。

さくらのコンパネ
▲さくらインターネットのコンパネ内「1分以上作動しているプロセス」に「mt4i.cgi」が登場するようになり、使用時間30分以上、使用率30%以上、状態[RN]とかが頻発。

そんな日はサイト全体でのCPU使用時間は平常時の1.5倍~2倍になっている模様。

その間、PCサイト・携帯サイト共に閲覧に問題は発生していないけど、気持ち悪い。

MT4iのキャッシュの有効にしてみる

導入時に良く解らなくて未設定にしていたMT4iのキャッシュを有効にして見ることにした。

プラグイン
▲クリックで拡大

私の場合、キャッシュが上手く作動しなかったのは
  1. MovableTypeのPluginフォルダにmt4i-purge-cache.plを入れ忘れていたこと、
  2. mt4iのcacheディレクトリにpageディレクトリを作成していなかった
基本中の基本すらやっていなかった。。。
インストールガイドを全然読んでいなかったって事ですね(^_^;

MT4iのキャッシュの有効後

有効にした初日
  mt4iのCGIが異様に重い・・・・全てのページでキャッシュを作成しているためだろうか?
翌日から
  以前の軽さを取り戻した(気がする)
(重い・軽いと言っても、神経質に毎日チェックしなければ気が付かないレベル)

そして

MT4iのキャッシュをオン
▲CPU使用時間が、(恐らく)1年ぶり位に1時間を切った!
(「一昨日」の「1時間56分」はmt4i.cgiが状態[RN]のビジー状態が40分位続いたもの。)

最初からキャッシュ有効にしておけば良かった(^_^;
解説サイトを読むと、検索エンジンのクローリングに気をつけないと大変な事になりそうな記載もありますが、ウチはhtaccessで大半の検索エンジンを弾いているので大丈夫でしょう(´∀`)ノ

注意:
CPU使用率はけっこう謎。
軽いプログラムが動いていても重いプログラムが動いていても「時間」でカウントするし、「サーバー側がどのサイト(アカウント)にリソースを多く割り当てるか?」でも変わって来るみたい。


サイトパフォーマンス改善のその後

サイトのパフォーマンス
▲クリックで拡大
Google Webマスターツールの「サイトのパフォーマンス」で初の「全体のXX%にあたるサイトよりも早い読み込み時間です」を獲得。
当時から比較すると、アクセス数は3割増しだけど、転送量は4割・リクエスト数は5割位減らせた。
CPU使用時間もバラつきはあるものの、当時の5割減に落ち着きそう。

3ヶ月に渡る地道な表示速度改善、ここまで来た。
(広告や外部ブログパーツjsを全部無くせばあっという間に
 あと1.5秒くらい短縮出来る。けどそれは寂しい)

その他・今後MT4iに行う予定のカスタマイズ(画像表示)

2月中旬以降に発生している、夜21時~24時頃にサイト全体の表示速度がガクンと落ちる症状についての考察。

負荷らしい負荷は発生していないし、目立ったサーバーエラーも無い。
アクセスログを見ても、いつもよりチョットだけアクセスが多い程度。
でもサイトの表示速度が、一気に半分以下になる現象がある。

これは携帯サイトに画像をそのまま表示してるのが原因で、サーバの同時接続数を圧迫しているっぽい。ナローバンドでガンガンに画像表示させるのは、やっぱ回線を占有するのね('Α`)

現在、ウチのmt4i.cgiは強制的に画像を表示するようにカスタマイズしてあります。
このサイトの画像の90%が1枚2kb~15kbと非常に小さく、画像を元に解説を行っているページが殆どなので、出来れば画像をリンク表記にしたくはない。
(画像がないと自分で読んでもワケ解らん文章になってしまう)のですが。。。

すごく迷っている。画像は表示すべきか、させないべきか。