Yahoo!検索にて、「キーワード入力補助」をオンにして、(とりあえず例として)「激安」という単語を打ち込んでみる。

検索補助

何これ?何かの陰謀?すっげー仕組まれちゃった感が満載。

  1. 普通のSEOだと上位表示は難しい
  2. 激戦区キーワード+マイナー過ぎるキ-ワードなので検索する人が少ない
  3. だったら入力補助に登場させて人目を惹いちゃえ

ってな作戦なんだろう。すごい。

 

昨日からとうとうYahoo!検索がGoogle化。ネットショップを開いて検索経由のお客さんが頼りな所や、SEOを生業にしている人なんかは、検索結果が激変するって結構大変。

でも、こんな風に激戦区のキーワードを途中まで入力すると「自サイトに有利なキーワードが出るように入力補助してくれる」ようにすれば、SEOで勝ち抜く必要なし。

また「いつからY=Gになるんだろうか?」「本当にY=Gなるんだろうか」なんてヤキモキしてたり「今後はどういう対策をたてようか」なんて考えてた場合も、この方法は手っ取り早かったのかも知れません。

最近は入力補助を使ったSEOも活発なんですかね?なんかすごいです。
これも立派なSEOの一つ。。。。と言って良いんですかね(´Д`;)

仕組み

入力補助は、「こんなキーワードを探しているんじゃない?」と検索エンジン側で「途中まで入力した語句の続き」を提案するもの。

とにかく、「入力補助」に表示させたい組み合わせで沢山検索する。
そうすると、検索エンジン側で「あ、このキーワード人気があるんだ」と解釈し、入力補助に狙ったキーワードが登場するようになる。

Yahooで表示させたい場合はYahooツールバーをインストールしたブラウザで。
Googleで表示させたい場合はGoogleツールバーをインストールしたブラウザで。
(検索ページ自体もクエリーを蓄積・解析しているけど、ツールバーはさらに沢山のデータを収集している)

上記「激安 XXXXX XXXX」みたいな商売に即結びつくような激戦区キーワードだと、月間10万回くらいは狙ったキーワードで検索を行う必要があるんだろうか?
小規模な環境で行うとすぐに検索エンジン側でスパムとばれそうだ。これも結構お金がかかる手法なんだろう。

ちなみにGoogleの同機能も検索回数により提案ワードが変わってきます。しかしWebページ上のリンクアンカーテキストなども考慮した結果が出るようです。

仕組み2(追記)

Ningendesuさんからコメント貰いました。なるほど!!!!

ポイントサイト
▲画像は大手ポイントサイト「げん玉」。
様々なポイントサービスサイトでは、こんな風に「検索するだけでポイントが貰える」ってサービスがあります。

「なんで検索するだけでポイントが貰えるんだろう?」なんて不思議に思っていましたが、納得しました。狙ったキーワードの検索回数を増やし、入力補助の項目に表示されたい業者さんがこれに入札しているんですね。

最大手のげん玉は、会員数250万人。アクティブユーザーは5%だと仮定しても、12万人。
ポイントサイトは、他にも無数にある。
この方法なら、もの凄い人数を利用して自然に検索回数を稼げますね。

ポイント2
▲とりあえず確認しに行った時には「なにこれ???」ってなキーワードは無し。

 

ツールバーについて

4~5年前だと「XXXツールバーはスパイウェアだ、アドウェアだ」と騒ぎ立てる人が多かったのですが、最近はブラウザにツールバーを導入するのも一般的になり、これを問題にする人は殆どいなくなりましたね。

後だしジャンケンじゃないけれど、ツールバーについては騒ぎが落ち着いてからリリースした所が美味しい思いをしてる感じです。