昨晩、移転前の「Livedoorブログのほぼ全てのページ」に「移転先のURL」を貼り終わり、移転作業の中の「急ピッチで進める部分」は全て終了しました。今後はゆっくりと自分のペースで進めようと思っています。

さてさて、ほぼ全ての個別ページに「引っ越しました」と移転先への誘導リンクを設置 してまだ12時間しか経っていませんが、そのたった12時間で解った驚愕の事実があります。

それは、

Google検索経由で来た人は80%が移転先へのリンクに飛ぶ。
飛ばないまでも移転前のページをしっかり読む。
Yahoo検索経由で来た人は50%程度しか移転先に飛ばない。
そして移転前のページも読まず、さっさと引き換えしてしまう。

と云うアクセス解析の結果です(^_^;

本日のアクセス解析

旧サイトのアクセス解析
▲本日の旧サイトのアクセス解析。1日3000人強が訪問しています。

新サイトのアクセス解析
▲新サイトのアクセス解析。およそ75%の人が旧ブログのリンクを踏んで移動していますが、移動しない人 の殆どがYahoo検索経由です。

「驚愕の」なんて大袈裟な事を書きましたが、予想できる人は予想できるんでしょうね(笑)

検索ユーザーの性質

Yahoo!の検索サービスを使う人の大半は、「ライトなユーザー」もしくは「初心者に属する」事を考えると、当然の結果なのかもしれません。検索エンジンに戻れば他にも優れたページはいくらでも紹介されているのですから。

でも、スグに引き返す人がほぼ半数もいたってのは全くの予想外。

対応策

javascriptかmeta要素を使ってリダイレクトさせれば良いじゃないかとも思うけど、スパム行為とみなされれば本末転倒、上手く行っても移転先のURLがインデックスされ、移転前のインデックスは消される。
そして移転先のURLもサンドボックスに引っかかって少なくとも半年~1年は検索で上位に表示される事はないだろう。

対応策は簡単。この「Yahooユーザーの半数は引き返す」事実を受け止め、これ以上の小細工は何もしない事。それなりに良いブログを作っているつもりなので、ほっといても半年~1年経てば結果は出るでしょう。出なかったらその頃に考えます。

まぁ、「先は長いよ。のんびり行こうよ。」ってヤツですね(;´ω`)

まとめ

とりあえず今回言いたい事は、
「移転したサイトと云うモノは、Webマスターが考える以上に、初見の検索ユーザーから見ると信頼性が低くなっている」
と云う事です。

サイト移転は慎重にね。

おまけ

Yahoo検索を使用するユーザーと、Google検索を使用するユーザーの動向の違いと云うと、広告をクリックする人の割合の違いもアチコチで指摘されています。アフィリエイトをやっている人はよく知っている、または気になる情報だと思います。一般的にYahoo検索から訪問する人が良く広告をクリックすると言われていますね。

ウチのサイトの場合はYahoo、Googleに限らず、ドコから来る人でも広告をクリックする割合は変わりません。これはブログに書かれている内容がそうさせていると思うかも知れませんが、今回の移転先リンクを踏む人の割合を考えると、違うと考えた方が良いでしょう。

移転リンク=クリックに何か危険を感じる
広告リンク=安全に別サイトにジャンプできる

みたいな考えもあるかも知れません。
Yahoo検索を使用するユーザーと、Google検索を使用するユーザーで広告のクリック率に違いが出るケースもしっかり把握していますので、また別の機会に紹介しようと思います。