前半は
Webページの表示パフォーマンスを上げる為の、「画像を別ドメインに移す計画」の覚書きページ。
後半は
ブラウザの同時接続数を増やしすぎると返って不便ですよと言う内容。
ブラウザで同時接続数を増やしすぎると404エラーが発生して画像が表示できなくなったりします。
画像を別ドメインへ移しても、表示速度は改善しない
サーバー関連の資料は、何を読んでも(私には)難し過ぎるので、目先を変えて「ブラウザチューニング」から調べて見る事に。簡単に資料が手に入りました。
チューニング - Mozilla Firefox まとめサイト
▲FireFox用のチューニングまとめサイト。
HTTP接続設定あたりの項目を読むと、殆どの項目が「1サーバ毎の接続数の上限」として設定されており、「同じサーバー・違うドメイン」に画像を置いても接続数は増えそうにない事が解る。
画像に別ドメインを用意しても、(別サーバでなければ)サイト表示の高速化には全く効果は無さそうですね(^_^;
ただし、転送量の軽減は効果がありそう。
現在、サイト内で一番PVの多いページ(全体の8~9%を占める)の画像を別ドメインに移して様子見していますが、5~7%の転送量軽減が見られます。全部移動すると10~15%の転送量削減になるかも。
コネクションリミットを超えた場合、503ではなく404エラーメッセージを返す
いままでアクセスログを監視していて、コネクションリミットを越えると503を返すものだと思っていましたが、、、どうやら404を返すみたいですね。
悪質なクローラーが徘徊してくると503吐くので勘違いしていましたが、これは高速にWebページを取得するためにサーバ負荷が許容量を超えているからってので、同時接続数とは関係ないのね。
ウチのサイトでは平均して1日に300~500回(全セッション中の0.2%程度のユーザーで)、画像ファイルの404エラーが出ています。
で、、、これほぼ全部がFirefoxで閲覧されたもの。しかも特定IPからの閲覧に限られてます。
ブラウザの高速化とか、ほどほどに(^_^;
カスタマイズしている人は(IEユーザーに比べれば)Firefoxユーザーさんの方が圧倒的に多いのは解りますが、、、OperaとかSafari、Choromeで全く404が計測されないって事は、、、、
一部カスタム好きなFirefoxユーザーさん、同時接続数を増やしすぎ( ̄▽ ̄;)
Firefoxに限りませんが、ブラウザの同時接続数を増やしすぎると、画像が表示されないサイトが一杯出てきますよ。かえって閲覧し難くなります。高速化設定も程ほどにって事です。