（php＆javascript）逆アクセスランキングSim Accessの負荷対策

補足：私はPHPやCGIは良く解っていない。
SimAccessを利用すると、レンタルサーバの管理画面でCPU使用時間がぐっと増える。
サイトの表示が遅くなる事は殆ど無い。

逆にMobavleTypeのCGIは殆ど動いていない、CPU使用時間に現れないクセに、停止させるとサイト表示がスゲー軽くなる）

と言う事で、少しでもPHPの処理を減らすために色々考え、一番効果のあった（現在取っている措置）ものを紹介。

負荷低減対策：先にJavascriptでアクセスを弾く（笑）

1. Simaccessのphpはjavascriptで呼び出される
2. ならば、（Simaccessでも禁止URLの設定は出来るが）javascriptで先に弾いちゃう

という考え。
JavaScriptから呼び出すタイプのPHPやCGIは、先にリファラやUAで弾いちゃえばサーバーに余分なリソースを使わせなくて済みますね。
そのコストはそれぞれの閲覧ユーザーさんが追う訳ですが、表示速度に殆ど影響を与えない、ほんの僅かなモノになります。

function simacc() {
var rref =(document.referrer);
if(
  (rref != "")
&&(rref.indexOf("ime.nu") == -1)
&&(rref.indexOf("mail") == -1)
&&(rref.indexOf("?q=") == -1)
&&(rref.indexOf("url?") == -1)
&&(rref.indexOf("?q=") == -1)
&&(rref.indexOf("ask.com") == -1)
&&(rref.indexOf("baidu") == -1)
&&(rref.indexOf("msn.co") == -1)
&&(rref.indexOf("bing.com") == -1)
&&(rref.indexOf("yahoo") == -1)
&&(rref.indexOf("google") == -1)
&&(rref.indexOf("search") == -1)
&&(rref.indexOf("word") == -1)
&&(rref.indexOf("tv_bok") == -1)
&&(rref.indexOf("boktv.x0.com") == -1)
&&(rref.indexOf("https://freesoft.tvbok.com/") == -1)
&&(rref.indexOf("https://web.tvbok.com/") == -1)
){document.write("<imgsrc=\"http://xxxx.com/xxxx/access.php?ref=" + rref + "\"style=\"width:0;height:0;border:0;\" />");}
};

　 ▲こんな感じで、逆アクセスランキング内に表示しない設定のURLは先にJavascriptで弾いちゃう。

ウチのサイトの場合、全アクセスの85%がサイト内の移動と検索エンジン経由のアクセスなので、これだけでPHPへの負荷は85%減る事になる。

効果

この対策を行ってから、

サーバーのCPU使用時間は35%減

▲対策前は1時間40分～2時間半が当たり前だったけど、今や1時間弱。

Googleウェブマスターツールでのダウンロード時間40～50%減、

▲この効果はビックリ。別の原因もあるかも。

サイトの平均表示速度は5～10%の改善。

▲こちらは外部広告やブログパーツの影響が大きく、微妙な結果に。
でも2月現在、表中の10月よりアクセス多いです。色んな改善の効果は出てます。

残念なこと

このサイトは共用のレンタルサーバーを借りています。
なので、（経験上）負荷が軽くなると、2～3日で他所のサイトさんに資源を割り当てられ、サイト表示速度などは元に戻る可能性が大きいです。

それでも余裕が出来ることは大きい。
昨年11月から行っているサイトパフォーマンス改善を「もし全く行っていなかったら」、、、単純計算すれば今や転送量7GB/Day、CPU使用時間も4時間を超えるレベル、サイト表示も10秒以上待つレベルになっている筈なので。。。。